ここは、園舎の2階にあるクッキングルーム。「今日は何を作るのかな？」　わくわくした表情で集まってきたのは、すみれ組（年中）の子どもたち。「よろしくお願いします！」と、お手伝いのお母さんたちにもしっかりとごあいさつをして、さあ、クッキングの始まりです。

　今日、最初に作るのは、あんこ玉。こしあんとつぶあん、2種類のあんこの中に白玉だんごを入れて丸めて、きなこをまぶし、かわいいおだんごに仕上げます。「あんこをぎゅっとつぶしたら、白いおもちを乗せて、上手にかくれんぼさせてあげてね」「あんこが丸くなったら、きなこのおふろにどぼーんと入れて、ころころころまわしてね」 まず最初に、先生がお手本を見せてくれるので、 子どもたちはそれをしっかりと目で見て、耳で聞いて覚えて、作業に取り掛かります。

あんこでおもちを包む、きなこをまんべんなくまぶす……簡単そうに見えたけど、やってみるとこれがなかなかむずかしい！でも、お友だち同士教えあったり、うまくいかないところは先生やお母さんたちに助けてもらったりしながら、黄色とうぐいす、2色のきなこをまぶしたあんこ玉が完成しました。