絵本デビューは、かわいくってタフな
"ボードブック"がおすすめ
"ボードブック"がおすすめ
赤ちゃんに絵本を渡すと、中身よりもなめたりかじったりに夢中。そんな姿を見て、「絵本に興味がないの?」「まだ早すぎるの?」ととまどっているママ、とっても多いようですね。でも、赤ちゃんが興味があるものを口に入れて確かめるのは、発達的にみればごく自然なこと。
いつも絵本がそばにあって、おもちゃ感覚でさわったりなめたりする中で、絵本への関心が育っていくこともあるので、赤ちゃんのパワフルな愛情表現(?)をドンと受け止めてくれる、"ボードブック"あたりから絵本デビューにトライしてみましょう。
はらぺこあおむし
(ボードブック版/偕成社)
(ボードブック版/偕成社)
ブルーナの0歳からの本
(講談社)
(講談社)
ボードブックとは、表紙も中ページも厚紙で作られた絵本のことで、装丁はしっかりと丈夫に、本の角は丸くするなど、赤ちゃんが安全&安心に絵本が楽しめるように作られています。サイズが小さめで赤ちゃんが自分の手で持ちやすく、ページをめくりやすい、お出かけにも便利など、いいことがいっぱい! シンプルなもの絵本、乗り物などの写真絵本、名作絵本を小型化したものなど豊富なバリエーションの中から、お気に入りの一冊を見つけてくださいね。
子育てコラム 著者プロフィール
中島恵理子
1958年、神奈川県に生まれる。早稲田大学第一文学部(社会学専攻)卒。ベビー・子供服メーカーにて広報を担当後、育児・教育分野のフリーランス・ライターとなる。(株)主婦の友社の育児雑誌「プレモ」「ベビモ」「コモ」等を中心に、20年来、赤ちゃん・幼児・母親に関する記事を取材・執筆している。1男1女の母。
■これまで企画・取材・執筆に関わった本
〈書籍・ムック〉
・「あかちゃんからの絵本ガイド」(主婦の友社)
・脳と心を育てる本シリーズ 2002~2008年(主婦の友社)
・「しかり上手なママになる」(無藤隆著・主婦の友社)
・育児大全科(主婦の友社)
・妊娠・出産大百科(主婦の友社)
ほか多数。