幼稚園・保育園・専門家と一緒に子育てを考えるチャイルドコミュニティ
やさい好き嫌いタイトルトップ
育児に慣れてきたら、少しずつ。生活の中に「絵本の時間」を作りましょう。
 待ちに待った赤ちゃんの誕生!
ねんねの顔も、にこにこ顔も、泣き顔だってかわいくて……。そんな赤ちゃんと、もっともっとなかよくなりたいなと思ったら、親子の時間に「絵本」をプラスしてみませんか?
 絵本というと「読み聞かせ=お話を読んでもらって、それを静かに聴いて楽しむ」というイメージがあるかもしれませんが、それはまだ少し先のこと。0~1才のころは、ママ(やパパ)といっしょに絵本をぱらぱらとめくって、きれいな絵や楽しいことばにふれて楽しいひとときを過ごせたら、それでじゅうぶんです。
本①
あそび ヘレン・オクセンバリー/作
(文化出版局)
本①
たのしい いちにち わかやまけん/作
(こぐま社)
 絵本デビューのタイミングも、特にきまりはありません。一般には、「赤ちゃんの生活リズムが整ってきて、ママも育児のペースがつかめてくる生後4カ月ごろから、少しずつ」といわれますが、あまりこだわらなくても大丈夫。赤ちゃんとママ両方がほっとできる時間に、「そういえば、かわいい絵本があるのよ。いっしょに見ようね」くらいのゆったりしたペースで、絵本とのおつきあいを始めてみましょう。
初めての一冊は、身近なものが描かれたシンプルな認識絵本などがおすすめですが、「赤ちゃんにいい絵本を選ばなくちゃ」と構えずに、まずはママ自身が「これ、かわいい。すきだな」と思う絵本を選んでOK。大好きなママが、笑顔で楽しそうに読んでくれる。赤ちゃんにとっては、そのことがいちばんうれしいのですから。
やさい好き嫌いインデックス
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
子育てコラム 著者プロフィール
中島恵理子

 1958年、神奈川県に生まれる。早稲田大学第一文学部(社会学専攻)卒。ベビー・子供服メーカーにて広報を担当後、育児・教育分野のフリーランス・ライターとなる。(株)主婦の友社の育児雑誌「プレモ」「ベビモ」「コモ」等を中心に、20年来、赤ちゃん・幼児・母親に関する記事を取材・執筆している。1男1女の母。

■これまで企画・取材・執筆に関わった本
〈書籍・ムック〉

・「あかちゃんからの絵本ガイド」(主婦の友社)
・脳と心を育てる本シリーズ 2002~2008年(主婦の友社)
・「しかり上手なママになる」(無藤隆著・主婦の友社)
・育児大全科(主婦の友社)
・妊娠・出産大百科(主婦の友社)
ほか多数。