ちゃいコミ4月号
読もう
赤ちゃんがはじめて出会う絵本
フリーライターの中島恵理子さんが選んだ2冊
丈夫で安全な、厚紙仕立ての赤ちゃん絵本。身近なものや生活シーンがいろいろ登場します。
 待ちに待った赤ちゃんの誕生!
ねんねの顔も、にこにこ顔も、泣き顔だってかわいくて……。そんな赤ちゃんと、もっともっとなかよくなりたいなと思ったら、親子の時間に「絵本」をプラスしてみませんか?
 絵本というと「読み聞かせ=お話を読んでもらって、それを静かに聴いて楽しむ」というイメージがあるかもしれませんが、それはまだ少し先のこと。0~1才のころは、ママ(やパパ)といっしょに絵本をぱらぱらとめくって、きれいな絵や楽しいことばにふれて楽しいひとときを過ごせたら、それでじゅうぶんです。
本①
あそび ヘレン・オクセンバリー/作
(文化出版局)
本①
たのしい いちにち わかやまけん/作
(こぐま社)
 絵本デビューのタイミングも、特にきまりはありません。一般には、「赤ちゃんの生活リズムが整ってきて、ママも育児のペースがつかめてくる生後4カ月ごろから、少しずつ」といわれますが、あまりこだわらなくても大丈夫。赤ちゃんとママ両方がほっとできる時間に、「そういえば、かわいい絵本があるのよ。いっしょに見ようね」くらいのゆったりしたペースで、絵本とのおつきあいを始めてみましょう。
初めての一冊は、身近なものが描かれたシンプルな認識絵本などがおすすめですが、「赤ちゃんにいい絵本を選ばなくちゃ」と構えずに、まずはママ自身が「これ、かわいい。すきだな」と思う絵本を選んでOK。大好きなママが、笑顔で楽しそうに読んでくれる。赤ちゃんにとっては、そのことがいちばんうれしいのですから。
プロフィール
中島恵理子
Nakajima Eriko
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