幼稚園・保育園・専門家と一緒に子育てを考えるチャイルドコミュニティ
vol.08ごか「ピーターパン」
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粘土あそびは、ママたちもついつい夢中に。
 「今日は、粘土で遊びたいと思います」と先生から説明があり、遊ぶときのお約束を確認したら、粘土板とヘラや型抜きが配られます。 「これドーナツとお団子!」「ほら、パンができた!」「スパゲッティーとイチゴ!」。

 粘土でいろいろなものを作っていると知らず知らずのうちに会話がはずんできます。お母さんも一緒になって粘土をこねたり、のばしたり…、時には童心に帰って遊ぶのもいいですね。遊んだ後は石鹸でしっかり手洗いも忘れません。

 お帰りの時間が近づいてきました。いつもの『勇気100%♪』の曲が流れてくると、子どもたちは先生の周りに集まり、からだをゆすったり弾んだり…みんなノリノリです。子どもが楽しそうに踊る姿を見て一緒に踊り出すお母さん、わが子の様子を嬉しそうに見守るお母さん。ニコニコ笑顔がお部屋中に拡がります。
ピーターパン写真3


 「活動の時間は短くても、幼稚園と同じ流れで1時間を過ごします。クレヨンや糊などもどんどん使い、できたらほめて、やる気を引き出すように工夫しています」と小松先生。 集団生活になじめるか心配、というお母さんにとっては、親子で外の世界に触れるよい機会となっているようです。


取材・文/ライター 吉川悦子